認定こども園 うみのほし幼稚園|学校法人クラレット学院(大阪府枚方市)

認定こども園 うみのほし幼稚園|学校法人クラレット学院(大阪府枚方市)

園概要

うみのほし幼稚園について

みんな神様の子どもです。
一人ひとりが、神さまから愛されていることに気づき、
人とのかかわりを大切に、生きてほしいと願っています。

本園は、カトリック・クラレチアン宣教会によって設立されました。 カトリック・クラレチアン宣教会は、1849年にスペインのバルセロナでキリスト教を伝えるために創立されたカトリック教会の中の宣教修道会です。
現在クラレチアン宣教会は、3,000人余りのメンバーがいて、68ヶ国で活動し、広く教育と人間形成に力を注いでいます。

園のあゆみ

本園は、1951年、宣教のために来日したカトリック・クラレチアン宣教会により、1953年12月28日に、宗教法人立園として開園しました。 1984年9月1日に現在の園舎が完成し、学校法人化の手続きを経て、1985年2月1日に「学校法人うみのほし学園」として大阪府より認可されました。
2000年3月に、大阪市旭区の「あけのほし幼稚園」と同一法人を設立し「学校法人クラレット学院」に名称が変更されました。
2015年4月より「幼保連携型認定こども園」に移行し、現在に至ります。

基本方針

一人でできるように、みんなであたたかく支えあっています

この時期の子どもたちは、体験したことをまるで水を含む真綿のように吸収し、自分のものにしていきます。だからこそ、私たちはいろんな体験の場を設け、素材を準備して、子どもたちの意欲を自主的に引き出せる環境を整えています。
朝の自由遊びの時間には、子どもたちは自分で遊びを選び、取り組み、終わりのおかたづけまで行っています。自分の歩幅で、豊かな個性を十分に伸ばしてほしい、私たちはいつもそう考えています。

みんなとかかわる歓びを知り、やさしい心を育みます

人はみんな、多くの人や動植物、広くは住環境とかかわりあって生きています。すべての子どもたちは神さまと周囲から惜しみなく愛され、そして同時に自分の周りの人や小さな生命を愛し、助け合って、豊かな関係を築きながら成長していきます。
私たちは、そんな心豊かな子どもたちの、ほのぼのとしたあたたかいしぐさを、何より大切にしています。

教育目標

一人ひとりをありのままに受け入れ、大切にすること

一人ひとりがかけがえのない存在であり、その価値は、はかりしれません。一人ひとりの命とその可能性を信じ、大切にしています。そのために、先生が 一人ひとりをありのままに受けとめ、ゆとりをもって子どもの心に寄りそって保育を進めていきます。生きる力につながるように。

神様から愛されていることに気付き、心を豊かに育てる(心の教育)

人間としての総合的な成長を支える心を育てる教育。知識や様々な学びの受け皿となる一人ひとりの人格を安定した形で育てようとしています。自分に自信をもち、感性豊かな子どもを目指します。すべてにおいて一つ一つのステップを大切にしながら、年齢(成長段階)に合った保育を考えます。また、神様がいつも見守り、導いてくださっていることに気づくようにします。

みんなと関わる喜びを知り互いを思いやって支えあう(人間関係)

人との関わりを大切にする教育。遊びの中で社会のルールを身に付けていきます。みんなの中で自分にできることを見つけだし、みんなの中で生かされていることが喜びとなるような体験を重ねていきます。自分より小さい友だちに優しく接するうちに、たくましさと思いやりが育ちます。

毎日の保育で特に力を入れていること

心が育つ

「喜び」を感じることを大切にしています。園生活の中で、たくさんの「嬉しい」「楽しい」を感じながら、自分の中にある「喜び」を言葉や身体で表現し、先生や友達と共感する経験を積み重ねていきます。
また、気持ちの中には「嬉しい」「楽しい」だけでなく「悲しい」「悔しい」「さみしい」など受けとめることが辛い気持ちがあること知ることがあるでしょう。その時々に、子ども達が感じたことを受けとめ共感しながら、一緒に解決したり、乗り越えたりすることで、自分の周りには寄り添ってくれる存在がいることを知り、安心感を得て、心が大きく育っていきます。

自分の思いを表現する

先生や友達との関わりの中で、自分の思いや考えを相手にわかるように話したり、相手の話を聞いて理解したり、言葉で伝えることを学んでいます。
また絵本に触れる機会を多くもつことで、言葉や響きのおもしろさを感じ、表現する楽しさを味わいながら、読むことや書くことの興味につながるようにしています。
どんな表現でも受けとめ、認めてもらえることで、もっともっと表現したいという気持ちが育っていきます。絵画や制作においても「上手にできる」ではなく、子ども達の描きたい・創りたい「思い」を大切にしています。

探求心をもつ

遊びや生活・活動を取り組む中で感じる「なんで?」「どうして?」を大切にしています。保育者は子ども達が何に興味・関心があるのかを感じ取り、自分で調べたり、考えて行動したり、選び取ったりしながら、主体的に活動を深め、達成感を得ることや失敗から学ぶことができるように援助します。

挑戦する気持ちを育てる

子ども達は遊びでも活動でも体を動かすことが大好きです。様々な取り組みの中で保育者は、援助しながらも子ども自身ができたことを喜び、「またやりたい」「もっとできるようになりたい」と挑戦する気持ちがもてるように寄り添い、励ますことを大切にしています。